花森安治展 / 世田谷美術館

版下が見られたのが嬉しかった。文字と文字の間隔とかずらし方がいい。

あんまり中心に置かない、でも端すぎることもない。

一文字二文字ずらすだけで、見出しが生き物みたいに有機的になる。

 

中吊り広告、書店向けの広告は威圧的に感じた。語り口が強すぎて怖いと思った。

広告はインパクト、一瞬の勝負だから、強くなるのは必然だけど。

 

暮しの手帖の表紙アーカイブは写真が良かった。さやえんどうとか。

生写真は可もなく不可もなくだなーと思っても、文字を入れてサイズを小さくするとすごくハマる。

雑誌の写真は素材なんだなあ。パーツ。生の写真はレイアウトを待ってたんだ。

 

書き文字とカットはすごい。特にすてきなあなたにのロゴや、カットの細い針で書いたような線は職人芸。

でも私は木版画みたいな太い線のイラストやロゴの方が好きだ。のびやかで見ていて気持ちがよかった。

神経が細いとか図太いとか言うけど、まさに線は神経って感じ。