ルネサンスから20世紀まで / 東京富士美術館

ラトゥールとモランディが見られた!わーい。

 

ラトゥールはやっぱり洗練されていて、無駄がなく、調和しきってる。

でも退屈なところがない。いつまでも静かに眺めていたい。

 

モランディはものすごく地味なんだけど、吸引力があって、絵がどこでもドアみたいに感じた。

モランディのアトリエに誘われているような。魔法みたいな絵だ。厚めの絵の具もいい。強い。

力を抜いて引いた線もいい。

 

16世紀の人物画、顔と背景の力の入れ方が全然違った。

背景はとりあえず塗っときゃいいだろ〜と、かなり散漫な扱われ方。

色は青緑。肌の色と合うから。

ほんと、背景の適当さと顔の入れ込み様のギャップが激しかった。

 

ブリューゲルの農民の結婚式、ものすごいヘタウマだな…か、顔が潰れている…すごい…

と思ってたら模写だった。ブリューゲル(子)が、ブリューゲル(父)農民の結婚式を模写。

同じ模写が5点あるのだそう。(父)と比べるとやっぱり変だけど、変なりの面白さがあったなあ。

 

キースへリング、サインの頭にコピーライトのCマークを書いてた。グラフィックの人なんだとハッとした。

100号くらいのサイズだったんだけど継ぎ目があって、1982年、24才の時の絵で、

きっと大きい板買うお金がない中描いたんだろうなーと思い、しみじみしてしまった。

彼の絵に出てくる人は、みんな楽しそう。そして表情が描かれてない。

世界中の人みんなが楽しくハッピーでありますように、って願いが込められてるみたい。

もっともっと描きたかっただろうなあ。